街ではクリスマスの飾り付けやイルミネーションが次々と施され、煌びやかな雰囲気に心躍る季節となりました。クリスマスシーズンは、奥さまや彼女、想いを寄せる大切な方へ、プレゼントの準備を考えているという方も少なくないでしょう。今年のクリスマスはお祝いに花を添えて、あっと驚くサプライズの演出を。クリスマスシーズンに贈りたいおすすめの花や、贈る際の注意点などをご紹介します。
目次
女性に喜ばれるクリスマスの花の贈り物
「花をもらって嬉しくない女性はいない」というほど、男性から花をプレゼントされるのは嬉しいものではないでしょうか。
女性に花が好きな方が多い理由として、女性は色彩感覚に優れており、微妙な色の違いや変化などを認識しやすいと言われます。花は単色や複色などさまざまな色があり、さらには複数の花を組み合わせることで多彩な色合いを表現することができます。女性はその繊細な花色を認識できるからこそ、花を美しいと感じ、感動や癒しを感じるのかもしれませんね。
クリスマス当日のプレゼントに限らず、この季節のプロポーズや記念日などの特別な日には、色彩豊かな花を用いたロマンチックな演出で、大切な方を感動させてみてはいかがでしょうか。
クリスマスシーズンのプレゼントにおすすめの花
バラ
フラワーギフトの定番といえばバラ。クリスマスシーズンには特に赤バラをお買い求めになるお客さまが多いです。バラの花言葉は「愛情」や「あなたを愛しています」など愛を表すものが多く、女性への贈り物にぴったりな花です。また、バラは贈る本数によってもそれぞれ異なる意味を持ちます。
1本:一目ぼれ、あなたしかいない
2本:この世界はあなたと私だけ
3本:愛しています、告白
4本:死ぬまで気持ちは変わりません
5本:あなたに出会えて心から嬉しいです
6本:お互いに愛し、分かちあっていきましょう
7本:片思い
8本:あなたに感謝しています
9本:いつまでも一緒にいてください
10本:あなたは完ぺきな人です
11本:最も愛おしい人
12本:ダズンローズ(私と付き合ってください)
21本:あなただけに尽くします
25本:あなたの幸せを祈っています
30本:ご縁があると信じています
99本:ずっと好きでした
100本:100%の愛
108本:結婚してください
本数が多いとかなりの重さになります。外出先でお渡しになる場合、それなりにボリュームがあって、持ち運びもしやすい、20本〜30本前後が良いかもしれません。
花束にかけられるご予算から本数を決めるのはもちろんのこと、お二人にゆかりのある数字や、本数に想いを込めて贈るのも素敵ですね。
アマリリス
クリスマスに花束などの切り花を贈るなら、アマリリスもおすすめです。ヨーロッパではクリスマスの花として親しまれ、クリスマスシーズンの家庭を煌びやかに彩っているのだそうです。まっすぐと太く伸びた茎と大輪の花は、個性的で存在感があるため、エレガントでゴージャスな雰囲気が好きな方に贈ると喜んでいただけるのではないでしょうか。
アマリリスは、通常は蕾の状態でお届けするため、開花までは2〜3日程度かかります。当日や翌日にパーティなどでご使用される場合、事前に生花店に開花しておいてほしい旨を伝えておくと良いでしょう。
赤いアマリリスを使ったアレンジメントの一例
ダリア
秋から冬の寒い季節に日持ちが良くなるダリア。赤や白をはじめ、ピンクやオレンジなど色が豊富なので、お相手の好みの色のダリアを使って花束やアレンジメントを頼んでみても良いかもしれません。
幾重にも重なる花びらと丸く整った華やかな花姿のダリアは、女性からの人気も高く、プレゼントに最適な花です。
ダリアについて詳しくは、下記の記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。
参照:「秋冬におすすめしたいダリア。花の咲く季節、種類、長持ちする活け方のコツをご紹介」
ポインセチアの鉢植え
寒い季節になると街中で見かけるポンセチア。英語圏では「クリスマスフラワー」とも呼ばれる、クリスマスを象徴する花です。近年では赤以外に、白やピンクなど、色や形も豊富になってきました。実はポインセチアはメキシコ原産で寒さに弱いため、厳冬期に屋外に置いていると枯れてしまいます。10度以上の日当たりの良い室内に置いてもらうようにしてください。
お部屋に置いて長く楽しめるよう、少し早めのクリスマスプレゼントとして12月上旬頃に贈られる方も多くいらっしゃいます。
ポインセチアについて詳しくは下記の記事でご説明しています。こちらも併せてご覧ください。
参照:「冬の季節の鉢花・ポインセチアのお手入れ方法はとても簡単。プリンセチアとの違いとは?」
プリザーブドフラワー
生花とは違った魅力を持つプリザーブドフラワー。水なしで長く飾っていただけるため、普段あまり花に慣れ親しんでいない方でも、インテリアとして気軽にお楽しみいただけるフラワーギフトです。
花のプレゼントと一緒に、知識も添えて
毎年、青山花茂のクリスマスアレンジでもよく使用する、アマリリスとダリア。アマリリスやダリアを贈る際は、ちょっとした知識も一緒に伝えてあげると喜ばれそうです。
本来のアマリリスの開花期は春~初夏です。クリスマスシーズンのアマリリスは、大半がオランダなど海外でハウス生産された輸入品です。
欧米では、クリスマスシーズンの花といえば、ポインセチアとアマリリスですよね。なぜこの時期にアマリリスか、については推測の域を出ませんが、アマリリスの学名Hippeastrum の語源がギリシャ語で騎士(hippeos)の星(astron)であるように、星型の赤い花がホリデーシーズンにふさわしいことが理由と考えてほぼ間違いなさそうです。
ダリアの開花期も夏~秋で、冬は本来の時期ではありません。日持ちが良くなり需要が高まる秋から冬をめがけて国内のハウスで生育された花が店頭に並びます。江戸時代にオランダから日本に輸入され、10年以上前からは秋田国際ダリア園が中心となって新品種の開発に尽力されています。元々黒に近い赤や、紫など、濃い色の品種が多く、品種改良によって淡い色も登場するようになりました。
また、咲き方も丸いフォルムのポンポン咲きや、八重咲きの平らな花びらが中心まで並ぶデコラ咲き、など色々な種類があります。
クリスマスプレゼントに花を贈る際の注意点
実際に花を贈ろうと思っても、選ぶ際のポイントやどのような点に注意をすれば良いのか迷うこともあるかと思います。クリスマスに花を贈る際にこれだけは押さえておきたい点をご紹介します。
大切な贈り物には品質の良い花を
クリスマスという一年に一度の大切な日を彩る花は、ボリュームよりも品質の良さを優先したいものです。品質の良い花は、花びらの大きさや新鮮さ、一輪一輪の存在感が他とは異なります。贈った瞬間の感動はもちろん、飾ってからもできるだけ長く楽しんでいただけるよう、品質にこだわった花選びをすると安心です。
シチュエーションを考慮した花選び
特別な日に花を贈る場合、食事など外出先で花を渡すシーンも多いかと思います。渡した瞬間に喜んでもらえる大きな花束も、持ち歩くときには負担になることもあるでしょう。外出先からの交通手段なども考えて、サイズ感にも注意すると良いと思います。かといって小さすぎると寂しく見える場合もありますので、品良くデザインされた花束や、持ち運びやすいボックスアレンジメントなどがおすすめです。
大きな花束を贈る際は花束を入れる袋を準備しておく、ご自宅にお届けする場合は長く楽しんでいただけるよう鉢植えにするなど、見た目の豪華さだけでなく、相手のことを考えて品物選びをすることが大切です。
レストランやご自宅など、クリスマスにご指定の場所までお届け
レストランやホテルでのサプライズに
クリスマスシーズンは街中にイルミネーションが灯り、ロマンチックなムードに。この時期はプロポーズや入籍などの大切な日に選ばれる方も多く、青山花茂でもサプライズ用のフラワーギフトをご用意する機会も多々あります。
事前にホテルの部屋に花をセットしてお相手さまをあっと驚かせたり、食事が終わる頃にプレゼントと一緒に店員さんに花束を持ってきてもらうといったサプライズなど。レストランやホテルにてサプライズで花をお渡しになる場合は、適切なタイミングでお渡しできるようにスタッフの方と弊社の間で事前に相談してお届けすることも可能です。
>Tel:03-3400-0871
お相手のお宅や、ご自宅にお届け
外出先でのサプライズだけでなく、クリスマスに会えないお相手のお宅や、一緒に暮らす奥さまやパートナー宛に、自社配達や宅配便を通じてフラワーギフトをお届けします。お宅にお届けする場合は、そのまま飾りやすいアレンジメントや鉢植えを選ばれる方が多い傾向にあります。クリスマスの時期のホームパーティのテーブル装飾としてアレンジメントを楽しまれるのもオススメです。
クリスマスに贈るフラワーギフトは青山花茂にお任せください
クリスマスシーズンは、花の贈り物でお気持ちを伝えるのにぴったりな季節。青山花茂では、花選びから受け渡しにいたるまで、専門のスタッフがひとつひとつ丁寧に対応いたします。ご用途に合わせて、最適なお品物をご紹介しますので、どうぞお気軽に、青山花茂(Tel:03-3400-0871)へご相談ください。
この記事の監修者
株式会社青山花茂本店 代表取締役社長
北野雅史
1983年生まれ。港区立青南小学校、慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。幼少期より「花屋の息子」として花への愛情と知識を育む。2006年〜2014年まで戦略コンサルティングファーム A.T. カーニーに在籍。2014年、青山花茂本店に入社し、2019年より現職 (青山花茂本店 五代目)。
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この記事を書いた人
青山花茂本店
東京・表参道にある宮内庁御用達の生花店です。花一輪一輪を大切にお作りしたアレンジメントや花束、名人達が丹精こめて育てた蘭鉢や花鉢など、最高品質のフラワーギフトを全国へお届けしています。1904年の創業時より培ってきた、花の知識やノウハウを綴っていきます。
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