2017年は皆さまにとってどのような1年でしたでしょうか。
青山花茂はさまざまなシーンで、季節を彩り豊かに演出させていただきました。
都内各所の迎春活け込みで、この1年も始まりました。
既に来月も迎春の活け込みのご依頼を多数いただいていますが、この写真はもう1年も前のことなんですね。
桜は季節を先取って3月頃から活け込みます。
人の心を動かす桜は、どんなシーンでも喜ばれる花です。
いけばな事業部では、春先には必ずイベントが重なるものですが、今年は例年にないチャレンジがありました。
沖縄で開催された、いけばなインターナショナル世界大会。
各流派の御家元や世界各国からの出品者が集いました。
青山花茂はそのほぼ全ての花や枝をご準備させていただきました。
東京から沖縄への花や枝ものの輸送は困難を極めましたが、会は大成功のうちに幕を閉じました。
5月は、皆さまがおそらく1年のうちに最も花を贈る日。
今年も多くのお母さまや大切な方々にフラワーギフトをお届けさせていただきました。
夏は観葉植物の品数が1年のうち最も増える時期です。
青山店にもいつにもまして多くの観葉植物が並びました。
そして、夏はドウダンツツジが最盛期。
日持ちも良く涼しげなドウダンツツジは、活け込みやアレンジメントの夏の素材として優れています。
10月に入ると、ススキやコスモスも青山店店頭に並び、一気に秋らしい雰囲気に。
飲食店の活け込みや、アレンジメントなどに秋ならではの素材を使っています。
春と秋はいけばなの展覧会の季節。
秋の実ものや紅葉ものなど鮮度管理の難しい材料。毎年のことですが、数百種類の花や植物を全国各地から集めるのは骨の折れることです。
11月も中頃になると、シクラメンやポインセチアが入荷。
今年も皆さまの元へウィンターギフトをお届けしました。
クリスマスの装飾が始まると、年の瀬を感じます。
アメリカから仕入れた国産のモミの木とは一味違うオレゴンツリーを各所に設置・装飾しました。
今年も1年間ご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
来年も厳選した花や植物で、季節感の溢れる「本物の花体験」をお届けします。
2018年も皆さまにとって良い一年となりますように。