5月12日(日)の母の日まで、1ヶ月を切りました。
今年も新たなお品物をたくさんご用意させていただきました。
鉢物はバイヤーが十分に吟味した逸品ばかり。
アレンジメント・花束・プリザーブドフラワーは大半が新たなデザインです。
今回は、それらの商品開発の風景をご紹介します。
まずはカタログ製作のための商品撮影。
毎年3月上旬頃、ずっとお世話になっている近くのスタジオで、
アレンジメント・花束・プリザーブドフラワーなどの撮影を行います。
自分たちで撮影する設備もあるのですが、
プロに頼むと、とてもみずみずしく、花本来の色味が出る写真を撮ってくださいます。
難しいのは白い花と暗い花で、白い花は色が「飛び」やすく、
暗い花はその花だけに光を当てたりして色味を出していきます。
やはり撮影した画像を見て、「この花の位置を変えたい」ということも多くあり、
現場で花を挿し直しながら完成に至ります。
どうしても、三次元的に人の目で見るものと、撮影した二次元の画像では
違いが出てしまうんですよね。
デザイナーへの商品開発の指示は、撮影の1ヶ月ほど前から。
色味・シルエット・価格帯・花器などの要件を指示して、
それぞれが思いを込めて、時間をかけてデザインします。
それでも、お蔵入りするデザインや、当日大きく花材を変えざるを得ない品物もあります。
どんなに入念に検討しても、撮影してみないとわからない部分があり、
撮影当日にさらに完成度があがることになります。
お客さまに、より満足していただく品物ができますし、
このような機会を通じて、さらにデザイナーの腕が上がっていくとも思っています。
こうして出来上がったのが、こちらのカタログ。
WEB上でご覧いただけますので、ぜひチェックしてみてください。
青山花茂 母の日ギフトカタログ
https://www.aoyamahanamohonten.jp/blog/wp-content/uploads/2019/03/2019mf_hanamo_catalog.pdf