花を贈ることが定番となっている母の日。
それに比べて、お酒、グルメ、スイーツ、ネクタイ、革小物、雑貨など、さまざまなギフトの選択肢の中の一つとして「フラワーギフト」というカテゴリーがある父の日。
正直、生花の専門店からしますと、父の日は、なかなか厳しい戦いを強いられています。(笑)
それでも一定数のお客さまは、毎年6月第3日曜日の父の日のギフトに、花を選んでくださいます。私たちにとっては、とても嬉しいことです。
割合としては多数ではないですが、男性にも花好きの方がたくさんいるわけですから、花好きのお父さんには、父の日に花を贈ることには迷わないでしょう。
でも、「花好きには見えない」「花をもらっても喜ばない気がする」「花が似合わなそう(笑)」なお父さんに、父の日にフラワーギフトを贈るのは、、どうかなあ、、と思ってしまいますよね。
こんな話があります。
先日、長らく単身赴任をしていた方とお話する機会があったのですが、その方は単身赴任を始めてから数ヶ月して近所の花屋で花を買い始め、常に玄関の花びんに花を絶やすことがなかったそうです。
聞くと、会社と家の往復の生活の中で、家に帰っても一人、休日は誰とも話さずに終わる日もあったとか。
そんな寂しい毎日に「少しでも豊かさを!」と思い、花を買い始め、花の名前を覚え、季節を感じる魅力にはまり、花屋に行くのが楽しみでやめられなくなったとのこと。
失礼ですがその方は、花の似合う感じの男性ではなく、とてもイカつい感じの方でした。(笑)
男らしいお父さんや、いつもは寡黙なお父さんは、「花なんて・・」と呟くかもしれません。
ですが、それでも娘さんや息子さんからのプレゼントなら嬉しいはずですし、花をもらう体験が新鮮で、感動も大きいはずです。
「もらい慣れてないなさそう」なお父さんにこそ、今年はフラワーギフトを贈ってみてはいかがですか?
花束、アレンジメント、鉢物と、青山花茂は今年も豊富なラインアップをご用意しています。ご予約はどうぞお早めに。
この記事を書いた人
株式会社青山花茂本店 代表取締役社長
北野雅史
1983年生まれ。港区立青南小学校、慶應義塾中等部、慶應義塾高等学校、慶應義塾大学経済学部経済学科卒業。幼少期より「花屋の息子」として花への愛情と知識を育む。2006年〜2014年まで戦略コンサルティングファーム A.T. カーニーに在籍。2014年、青山花茂本店に入社し、2019年より現職 (青山花茂本店 五代目)。
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