2021年母の日カタログの製作現場から

ラクスパーとシンビジュームのアレンジメントの画像

5月9日の母の日まで、残すところ1カ月ほど。
4月上旬にお届けした2021年の母の日カタログは皆さまのお手元に届きましたでしょうか。

毎年こだわり抜いてお作りしているこちらのカタログ。
今回のブログでは、どのようにカタログを作成しているのか皆さまにお伝えできればと思います。

商品開発は撮影当日までぬかりなく

3月上旬、都内の某ハウススタジオで母の日商品の撮影行います。
アレンジメント・花束・プリザーブドフラワー・蘭鉢など、その年の新商品をメインに撮影します。今年は20点以上の品をこの日に撮影しました。

撮影スタジオ
スタジオでの撮影風景

フラワーデザイナーへの商品開発指示は、撮影の1カ月ほど前から。
その年の最適な花を使い、各フラワーデザイナーが試作を重ね、思いを込めて作成した品です。

当日は、ひとつひとつの品を丁寧に撮影していきます。
吟味を重ね作成された品であっても、撮影当日にチーフデザイナーが花材や挿し方を変更することはしばしば。
最も美しい花の見え方や挿し方を当日撮影しながら画面越しにチェックを重ね、やっとひとつの品が完成します。
三次元で直接みる花と、二次元で画面越しにみる花はどうしても見え方が変わってきてしまうので、ここはチーフデザイナーの腕の見せどころです。

カラーとバラのアレンジメント
微妙な挿し具合で、光の当たり方や映り方が大きく変わります。
ピンクのユリとバラのブーケ
その場で花材を変える大幅な変更をすることも。
バラのプリザーブドフラワー
透明な器のものはしっかり中身が見えるよう細心の注意をはらい撮影します。
淡いピンクのミディ胡蝶蘭
蘭鉢も同様に、花の全体像がしっかり映るよう調整します。

より実物に近く、「本物」を感じる紙面作成

その後、撮影した写真の色味の調整を行います。
花の色味は繊細なため、目で見る色と撮影画像の色が異なる場合は実はよくあります。より本物の品に近づくよう、実際の品と付き合わせて何度も確認を行います。

撮影した写真が映るPC画面

その後、紙面の調整に移ります。
よりわかりやすく美しいレイアウトと文章を目指して修正を重ねます。

こうして、丁寧にお作りしたこちらのカタログ。
web上でもご覧いただけますので是非、チェックしてみてくださいね。
母の日ギフトカタログはこちら

紙カタログ郵送をご希望の方は、こちらのお問い合わせフォームからご連絡ください。

母の日ギフト、続々とご注文いただいております

ありがたいことに続々と母の日ギフトのご注文をいただいております。
おかげさまで毎年どの品も完売となりますすので、どうぞお早めにご予約いただければと思います。

尚、母の日商品のご注文受付は5月5日(水)17時まで。
お品物は、5月6日(木)~9日(日)の間のお届けです。

皆さまのご注文をお待ちしています。

 

この記事を書いた人

青山花茂ロゴ

青山花茂本店

東京・表参道にある宮内庁御用達の生花店です。花一輪一輪を大切にお作りしたアレンジメントや花束、名人達が丹精こめて育てた蘭鉢や花鉢など、最高品質のフラワーギフトを全国へお届けしています。1904年の創業時より培ってきた、花の知識やノウハウを綴っていきます。
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